Q&A of casadelmusica

1,いつからピアノをはじめたのですか?

ピアノを本格的にはじめたのは小学校の5年生からです。
その前はヤマハでエレクトーンを中心に習っていました。

2,どうして音楽の道に入ったのですか?

これは自分でも七不思議です。
高校2年の夏までは音楽を目指そうとは考えていませんでした。
むしろ、全く違う方向を目指していました。
何かみえない力が働いたとしか言えませんが、周りのサポートが強かったですね。
祖父が学校の音楽の先生でしたし、高校の時の音楽の先生やピアノを習っていた先生の影響が大きいです。

3,ピアノ専攻ではなくリトミックに進んだ理由は?

残念ながら、手が小さいのです。中学生の時にはショパンのバラードやエチュードも弾いていたのですが(もちろん遊び弾きです)、ピアノ専攻へ進んで、リストやラフマニノフなどの作品を弾くにはあまりにもリスクが大きかったですね。
国立音大のリトミック専攻ではピアノ、声楽、作曲、リトミック、教育学と多くのことを学べたので、この専攻を受験しました。

4,音楽をしていて良かったことは?

なんといっても自己表現できることにつきます。
過去の大作曲家の作品を演奏するにも、作曲家の意図と自分の表現のマッチするポイントは最高です。
まるで自分がその作品を今、作曲をして演奏しているような気分にさせてくれます。
楽しいですよ。

5,ベヒシュタインを使っている理由は?

とても響きが厚くて暖かい音がします。それに楽器として、自分の弾き方に良く反応してくれることは重要なんです。
又、レッスンで使用するのはなぜ?とよく聞かれます。
40年〜50年昔ではグランドピアノをお持ちの先生は本当に少なかったんですよ。家が買える?というほどだったようです。今は、グランドピアノを使用してレッスンしない先生の方が少数でしょう。
昔の先生が自分はもちろんのこと、習われる方にもグランドピアノを使用されていたことは、いかに楽器の重要性を理解していたか、資本をつぎ込んでいたかということなんです。
そのことを考えれば、現在の経済力の中で音楽教室が普及品のグランドではなく、ベヒシュタインやスタインウェイを使用することは当たり前だと思うんです。

6,習われる方へのアドバイスは?

楽しめるようになるには技術的なことや理論的なことでの苦労もあります。
これはスポーツでも同じことなんです。
習われる先生は教師ではなくインストラクターですから、楽しみ方や技術的なこと、理論的なことを知っています。教えてもらうというより、演奏できるようになるサポートを受けているという気持ちが楽しめるようになる早道だと思いますよ。

7,ピアノを弾くとき指は丸めるの?それとも伸ばすの?

よくある質問です。
残念ながら答えはありません。両方使います。
雑誌などには最近は伸ばして弾きますと書かれていることが多いですね。
これは過去の指導法が指を丸く音が抜けないようにしっかりと鍵盤を下げるという方法であって、そのアンチテーゼなんです。どちらのテクニックへ傾いてしまっても単色な演奏になってしまいますよ。
また、指の使い方が変われば、身体の大きな筋肉や関節の使い方も変わります。
肘から下の下膊の筋肉を使うパワフルな演奏が必要なこともあるし、指を丸めて固めた状態で背中やお腹の力で鳴らす強い和音の連続、指先がみえないくらいにして弾く古典派のパッセージなど。脇の開きの調整もあります。また、個人差もありますから。
スポーツ選手は全員同じ動きですか?…もちろんスポーツ生理学を学んでいますけど、違いますよね。
コーチがついていますよね?…自分の思い込みでは解決できないことが多いんですよ。